ヴェルファイアのアイドリング不安定の原因は?プラグ?バッテリー?

アイドリング中のエンジン回転数が不安定なんだけど原因は?アイドリング不安定なヴェルファイアの修理代は?

アイドリング不安定なヴェルファイアの修理代は?

余計なことを考えず、
大きくて乗り心地よいミニバンといえば、
ヴェルファイアということで、
オーナーになって早10年近く。

ヴェルファイアは大きなボディにもかかわらず、
山道でも軽やかに良く曲がりますよね!

ヴォクシークラスだと、
スライドドア等からの異音が気になるものの、
ヴェルファイアに乗り始めてからは、
そういった異音もほとんどなし!

運転中に変な突き上げもなく、
ギャップも軽やかにいなす感じで
揺れても直ぐに収まる。

静粛性にはすごく満足していたものの、
アイドリング不安定なのが目立つように。。。

このブログでは、知り合いの自動車整備士に教えてもらった
アイドリング不安定になった原因や
その後に取るべき対応方法についてまとめています。

不安定なアイドリングの症状


アイドリングのエンジン回転数は通常、
1000rpm前後で安定すると言われています。

アイドリングが不安定になると
エンジン音が不規則になるだけじゃなくて、
エンジン回転数を示すタコメーターの動きも不安定になります。


アイドリングが不安定になった車に良くみられる症状としては、
下記のようなものがあります。

  • エンジン始動時にエンジンから異音がする
  • 信号待ちなどの停車中の回転数が上下して安定しない
  • アイドリングが不安定かつときどきエンストすることもある
  • エンジン音が不規則だったり異音がする
  • 発進時のアイドリングが特に不安定


なぜアイドリングが不安定になってしまったのか?
自動車整備士でも問題を特定するのが難しいらしく、
とりあえず、エンジンに送られる空気量を調整をすることで、
アイドリングが安定しないか?を試すようです。

エンジンというのは、

  • 吸気
  • 圧縮
  • 燃焼
  • 排気


という4つのサイクルを高速で繰り返していて、
それぞれのサイクルを担っている部品がうまく連動しなくなると、
アイドリングが不安定になったりするほか、
エンジン回りから異音が聞こえてくるようになります。

それでも改善しなかった場合には、
どこかに異常が生じている可能性が高くなり修理が必要になります。

具体的に、アイドリング不安定の原因としては、


といった要因が疑われます。

エアクリーナーの目詰まり


吸気サイクルでエンジンに空気を送り込む際には、
エアクリーナーエレメント(フィルタ)を通します。

エンジン内に余計なごみを取り除くことが目的なので、
車の使用年数・走行距離が長くなればなるほど、
エアクリーナーエレメントには汚れが蓄積され目詰まりを起こしがちです。

エンジンが必要とする空気を十分に供給できなくなった結果、
エンジンサイクルがスムーズにいかなくなり、
アイドリングが不安定になります。


イグニッションコイルや点火プラグの汚れ・故障


エンジン内に圧縮された空気とガソリンの混合気体が送り込まれると、
点火プラグで着火して爆発を起こし、エンジン出力を引き出しています。

もし点火プラグの摩耗したり汚れていると、
エンジン内で高速運動している金属部品と
ガソリン点火のタイミングがずれるようになり、
アイドリングが不安定になってしまいます。

また、イグニッションコイルとは、
点火プラグを着火させるために、
高電圧を発生させるコイル(昇圧装置)です。

イグニッションコイルが汚れていたり故障して閉まった場合にも、
点火プラグの点火が上手くいかなくなってしまい、
エンジンの挙動が不安手になってアイドリング不調が起こります。

エアフロメーターなどのセンサー故障


エアフロメーターとはエンジンに送る空気の量を計測しているセンサーで、
エアフロメーターの計測データをもとに
ガソリンの噴射量や混合割を電子制御しています。

もしエアフロメーターが故障してしまうと、
圧縮空気とガソリンを最適な割合で混合できなくなり、
想定した爆発力を生み出せなくなってしまうため、
エンジンサイクルが乱れてアイドリングが不安定になります。

センサー類には他にも、

  • アイドリングコントロールユニット
  • スロットルセンサー


といった部品も存在していて、
これらのセンサーが故障している場合も、
アイドリング不安定になります。

インジェクターの故障


インジェクターとはエンジン内部にガソリンを噴射させている
燃料噴射装置です。

燃料ポンプから吸い上げたガソリンを
霧状に噴射するのがインジェクターなので、
インジェクターにはガソリンの残りかすが付着して、
汚れてしまうことがあります。

インジェクターがひどく汚れたり故障してしまうと、
適切な量のガソリンを適切なタイミングで
遅れなくなってしまうため、
やはりアイドリングが不安定になりがちです。


アイドリング不安定なクルマの修理費用は高くなりがち

 


というのが、アイドリング不安定な主な原因ですが、
他にもたくさんの要因が考えられます。

  • ECUというコンピューター部品の故障
  • エンジンにガソリンを送るホースからのガソリン漏れ
  • バッテリーの電圧低下


などン度、原因は非常に多岐にわたるので、
原因特定をするために場合によっては日数がかかり、
工賃(調査費用)もその分、高くなりがちです。

原因がわかったら基本的に部品交換を伴う修理になるので、
エンジン回りの故障修理は何かと高額になります。

エンジン部品の中でも点火プラグは経年劣化する消耗品なので、
あらかじめ交換しやすいように設計されていて、
工賃もそれほど高くは鳴りません。

けれどもイグニッションコイルやエアフロメーターなどなど、
エンジン周りの多くの部品は交換を想定していません。

つまり、エンジンを車から取り出して(オーバーホール)、
解体修理を伴う大掛かりなケースになることが多いですし、
原因は1つとは限りません。


実際に僕の車の場合だと、

  • 目詰まりしたエアクリーナーの交換
  • エアフロメーターの交換
  • 空気量の調整


という3点の修理が必要になることが判明。


見積もりの結果を見ると、
工賃と部品代を合わせて総額で
【24.5万円】にもなってしまいました。


アイドリング不安定な修理するか?売却するか?

ここで一つ、中古車市場の
驚くべき裏事情をこっそり教わりました。

約25万円もかけてヴェルファイアを修理をしたとしても、
ヴェルファイアの価値が25万円アップするわけじゃありません。

仮に、ヴェルファイアの現在の価値(査定額)が10万円相当だった場合、
25万円かけて修理をしても査定額が35万円にアップするわけじゃないんです。

乗り始めてまだ2,3年の新車ならまだしも、
すでに10年近く乗っているヴェルファイアに、
それだけのお金をかけて修理をする必要があるんでしょうか?


知り合いの整備士からも、
「今、いくらで売れるか調べてから、
 修理するかどうか決めたほうが良いんじゃない?」
とアドバイスしてもらいました。

車の査定額というのは、
基本的に年式が古くなればなるほど下がっていくので、
早めに売ったほうが査定額が高くなるのは間違いありません。

アイドリングが不安定な車なんて、
良い査定額は出ないだろうと思うかもしれませんが、
それは大きな誤解です。

修理業者も含め、中古車買取業者によって、
車の査定価格はかなり異なります。

仕入れた車をどんな風に再販売するか?が、
中古車買取業者によって違うので、
買取金額も変わるらしいんです。

修理をしてまた中古車として売る以外にも、

  • 部品として売る
  • スクラップにして鉄を売る


といったやり方で、
中古車買取業者は車をお金に換えているわけです。

アイドリング不安定なヴェルファイアであっても、
たくさんの中古車買取業者をあたっていけば、
良い値で買い取ってくれるところが見つかるんです。

自分のヴェルファイアを高く買い取ってくれる
中古車買取業者を見つけるには、
一括見積サイトを使うのがやっぱり便利だよと、
整備士の知り合いが教えてくれました。

  • メーカー
  • 車種
  • 年式(多少ずれていてもOK)
  • 走行距離(多少ずれていてもOK)


といった簡単な項目を入力するだけで良いので、
スマホから操作しても1分ほどで済みます。


自分の足で中古車買取業者を探し回るよりも、
うんと手軽に多くの査定結果を手に入れることができます。


ちなみに、我が家のヴェルファイアの査定結果は、

安い業者では【0万円】※ディーラーです。

高い業者では【21.8万円】


と、なんと20万円以上も差が開きました!!


たった1分の手間を惜しんでいたら、
20万円も損をしていたかもしれないと考えると、
背筋がぞっとしますね。汗

修理代の25万円と売却金額の22万円を合わせて、
合計47万円も頭金として用意できれば、
新車購入時のローンの負担もそれなりに軽くなります!

修理してもう数年頑張って乗り続けるよりは、
まだ高値がつくうちに売ったほうが経済的だろうと、
家族とも相談して、新車に乗り換えることにしました。

モデルチェンジでもされたら、
買取価格は一気に下がるらしいし。汗


僕が使った買取サイトがここです。
↓↓↓


ヴェルファイアを査定してもらうベストなタイミング


ヴェルファイアはいつ査定してもらうのが良いのかというと、
早ければ早いほうが良いです。

やはり年式が古くなればなるほど
ヴェルファイアの価値は下がってしまうことが理由の一つ。

もう一つの理由は、モデルチェンジやリコールが発表されると、
一気に値崩れを起こしてしまうからです。

こうした情報がいつどんなタイミングで公開されるかわかりません。

明日とか明後日には突然、発表があるかもしれません。


査定結果にはたいてい1ヶ月くらいの保障期間が設けられているので、
値崩れを起こす前の金額で、買い取ってもらうことができますよ。